mippe | Shared With: Everyone - Jan 15 2009 | Design, japanese, Information Architecture今日のユニヴァーサル・デザインは、誰でもどこでも使えるものをよしとしますが、誰でもどこでも使えるようなものは、ものと人間の交流を薄くします。使うのが難しいものでも、ほかに何かの価値があるなら人は使いこなします。ガラスは落とすと割れるからこそ、人はていねいにあつかいます。そして、人はものに愛着を感じることになります。自転車は練習しなければ乗れません。しかしそれを達成したときの喜びは大きいものです。そうした経験こそ、人とものとの触れ合いになるのです。
内田繁『普通のデザイン―日常に宿る美のかたち』
そう。ユーザビリティを超えて。西洋的なHCD/UCDを超えて。です。
ユーザビリティとかややこしい話じゃないんです。
つくったものを人に使わせるか(人を道具に従わせるか)、人につかってもらえるようものづくりをするか(人に道具をあわせる)の違いです。人にフォーカスしたものづくり、そのための新しい働きかたが必要なんだとあらためて考えさせられた一冊でした。

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