yamadacomma | Shared With: Everyone - Jun 05 2008 | web 2.0, BM, 広告, CPM, ブランド広告
Quoted: Slideは奇妙なWeb 2.0企業だ。FacebookやMySpaceなどのための、次から次へと作られる面白いけれども平凡なウィジェットとソーシャルネットワークアプリケーションからなる同社の事業そのものは、それほど魅力的ではない。
しかし、製品がコンピュータに詳しい人にアピールしようとしまいと、ソーシャルネットワークそのものが効率よく金を稼ごうと苦労しているこのご時勢にあって、同社にはソーシャルネットワークで金儲けをする才能が間違いなくあるようだ。そうでなければ、どうやってこのスタートアップがすごいバリュエーションを誇っていることを証明できるだろう?
Slideの収入は全て、主にFacebookアプリケーションを通じたブランド広告から来ている。販売努力にてこ入れするため、同社はニューヨークに第二オフィスを開設することを決めた。広告主の70%はニューヨークにいると同社は考えているのだ。 80人の従業員(そのほとんどが開発者)を抱えるサンフランシスコ本社とは違い、ニューヨークのオフィスは元AOLのナショナル・セールス・ディレクター Jason Bitensky率いるセールスチームで構成されることになっている。
そのオフィスのオープンを、アプリケーションでどうやってSlideがお金を稼ぐのかと営業開発のVPのKeith Raboisに質問するいい機会だと考えた。Raboisは、Slideはフォーチュン50の企業を主なターゲットとし、(成果ベースの広告やCPIはせずに)ほぼCPMベースに限定して広告スペースを販売するのだと説明してくれた。
Slideの広告主は、エンターテイメント、一般消費材、モバイルのだいたいに3つに分けられる。エンターテイメント部門には全てのメジャーな映画スタジオが、一般消費材の企業にはConAgraなどの大企業が含まれている。また、モバイルの広告主にはハードウェアサイド(Palm)とネットワークサイド(AT&T)の両方がある。
Slideのキャンペーンは、FunWall、SuperPoke、Top Friendsという3つの主要なFacebookアプリケーションにまたがっている。そして、そのそれぞれが独自の広告特性を持っている。 FunWallはプレミアCPMでスポンサーのビデオを流し、SuperPokeはスポンサーのアクション(新しいインディー・ジョーンズの映画用のムチ打ちなど)を備え、Top Friendsはソーシャルネットワークのページ上にビデオを重ねる、というものだ。
RockYouはSlideの大きなライバルとよくいわれるが、消費者の視点から見れば、その2つの製品の違いはほとんどない。ところがRaboisは、Slideが収入を得るストラテジーは相当違っている、と断言する。RockYouはCPIと広告ネットワーク契約で儲けているが、RaboisはSlideを目前でブランドを取り込もうとしているYahooのライバルと位置付けているのだ。
yamadacomma | Shared With: Everyone - Feb 13 2007 | web 2.0, ロングテール, BM, マーケティング
Quoted: 「ロングテール」を提唱したWired誌の編集長Chris Anderson氏の「ロングテール中級編」講演。
オンライン書店のAmazon.com、オンラインDVDレンタルのNetflix、音楽配信サイトのRhapsodyを例に挙げ、「売上全体のうち、実店舗では販売されていないものの売上の比率がAmazonでは25%、Netflixでは21%、Rhapsodyでは40%にものぼる」と指摘した。
中級編として、「ロングテールで重要なことは、十分な品揃えがあるかどうか(Availability)、そして欲しい商品をうまく見つけられるようになっているか(Findability)という点だ」と述べた。
Anderson氏は、Amazonで「たまたま見つけた本」を例に挙げ、説明を始めた。このページには本の表紙画像やページ数はもちろん、筆者のプロフィールへのリンク、編集者によるレビュー、カスタマーレビューなど、さまざまな情報が掲載されている。
もう一冊たまたま見つけた「The Long, Long Tail」という書籍のページを取り上げた。そこには、表紙の画像もなければ、ページ数やレビューも何もない。「オンラインでは実店舗と違い、実物を確認できないというのに、表紙の写真がなくては正しい本かどうかもわからないし、何ページある本なのかもわからない。これでは販売に結びつかないだろう」。
つまり、AmazonはAvailabilityを満たしているものの、Findabilityに問題があるというわけだ。Amazonには掲載されていないThe Long, Long Tailのレビューも、出版された当初には紹介文がどこかで書かれていたことだろうし、ページ数の情報もどこかにあるに違いない。それを「ネットワークの利点を活用して手に入れられていないことに問題がある」と説明する。
「Amazonでさえ全在庫の10%しかこのテールの中に入っていない」と指摘する。「世界で一番とされているAmazonでさえ、まだまだテールが伸びる可能性はある。ネットワークからうまく情報を集めてくることで、数字を高められるだろう。オンラインストアで大成功を収めるには、この数字が50%になることを目指すべきだ」

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