yamadacomma | Shared With: Everyone - Jun 02 2009 | 広告, ソーシャルグラフ, SNS
yamadacomma | Shared With: Everyone - Dec 01 2008 | SNS, アカウント, ソーシャルグラフ, 広告
Quoted: 「Facebook Connect」、MySpace(Data Availability)とGoogle(Friend Connect)の三サービスはいずれもサードパーティーサイト(Digg、Twitter、Citisearch、CBS等何でも)のためのプラットホームで、ユーザーが通常の方法とは別に好きなソーシャルネットワーク経由でログインできるようにするものだ。プロフィール情報の一部はログインと共に渡され、サイトがそれを一定期間保持することができる。また、サイト内で起きた行動(Twitterのつぶやき、Diggで投票した記事、Citisearchのレストランレビュー等)を、ユーザーの行動ストリームに戻すこともできる。
こうしたサービスからサードパーティーが得るものは何だろうか。ユーザー、特に新規ユーザーのログインが楽になる。また、プロフィールデータを使うことによって、ユーザーがアカウントを作る際にほとんど入力しなくて済むようできる。ソーシャルネットワークに掲載される行動ストリーム情報の中には、サードパーティーサイトへの戻りリンクが含まれる。そして、一番興味ある機能のひとつは、Facebook Connectのパートナーが、Facebookに友だちリストを要求して自分たちのサービス上での繋がりを増やせることだ。
しかし、真の価値を得るのはソーシャルネットワークの方だ。ユーザーがお気に入りのサービスにログインする際に、 MySpaceのプロフィールやFacebookのログイン名で自己を表現し始めるように仕向ける。そうすることによって、ユーザーがますます、そのサービスでプロフィールを維持したり友だちを増やしたりしたいと考えるようになる。
MySpaceは、ことさらにユーザーのアイデンティティーを保有したがっている。
Facebookは、個人の確実なプロフィールや、特にソーシャルグラフは持っておきたい。ユーザーが誰なのか、誰が友だちかは、未だ実現していない同社のビジネスモデルの鍵となるものだ。
そして全体で最大の恩恵が、ソーシャルネットワークに戻されてくる無料のデータの流れだ。これが、広告のためのユーザープロフィールを見事に埋めてくれる。
yamadacomma | Shared With: Everyone - Mar 05 2008 | ソーシャルメディア, ソーシャルグラフ, ソーシャル検索, 広告
Quoted: ソーシャルウェブをテーマにしたカンファレンス、「Graphing Social Patterns West」が、サンディエゴで開幕した。この日、Forrester Researchでバイスプレジデントを務めるCharlene Li氏が、ソーシャルネットワークの将来について語った。
将来、ソーシャルネットワークは空気のような存在になると述べた。「何をしている時も、ソーシャルネットワークがそこにある。ソーシャルグラフとIDはいつでも利用可能な状態に置かれるだろう」
2013年までにソーシャルネットワークがオープンでユビキタスなものになっているとの予測を示した。そこまでの道のりで問題となるのは、技術そのものではなく、最も大きな課題は、ユーザー、プラットフォーム、そしてマーケティング業者の間に一定水準の信頼を確立することだという。
ソーシャルな「空気」を次の4つに分類した。ユーザープロフィール、単一のソーシャルグラフに表れる人間関係、ソーシャルな結びつきの文脈で共有される活動、そしてソーシャルな影響力がマーケティング上の価値を決めるビジネスモデル、の4つだ。
また、電子メールアドレスや携帯電話の番号をもとにしたユニバーサル(汎用)IDが普及し、YahooやGoogle、Microsoftといった少数の企業が大規模な「IDバンク」となり、IDを取りまとめるようになる、と予測した。
現在、ソーシャルグラフを隔てる壁が、重要課題の1つとして持ち上がっている。こうした囲い込み型のアプローチは、囲い込む側からみると、ライバルに打ち勝つ競争力の源泉となる。しかし、こうした固定化を打ち破る取り組みは進行中で、具体的には、Googleの「OpenSocial」や「Social Graph API」、さらにはSNSのデータ共有化を目指す団体、DataPortability.orgの活動などがある。
ソーシャルグラフがよりオープンになると、使用可能なアプリケーションの種類もさらに増えるはずだ。自分のメールアドレスを使い、友人が Amazon.comのレビューに何を書いたかがわかるようになるという例を挙げた。そうなれば、検索エンジンは、検索者の友人の判断を踏まえた検索結果を返すようになるかもしれない。また、株式ポートフォリオのパフォーマンスを比較するといったことも可能になるかもしれない。
ビジネスモデルについて、各自が個人でCPM(Cost Per Mille:1000回の広告表示単位で課金を行うインプレッション広告)を持つようになり、これは各自の所属するソーシャルネットワークの強い影響を受けると語った。たとえば、あるトピックについて信頼度の高い人物が提供する情報は、「裏付け」のある価値を持つことになる。そして、その価値は、その人の属するソーシャルネットワークの質により強化される。また、この価値はそのソーシャルネットワークによりその人に与えられる信用度とも相関関係にある。プライバシーへの懸念などから失敗に終わったが、Facebookの「Beacon」機能は、個人CPMの最初の例だった。
来場した開発者、投資家、および業界ウォッチャーにいくつか提言を行った。
* 個々が管理するIDフェデレーションに基づいて、サービス間をつなげる。
* サービスに壁を作って競争するのではなく、ソーシャル体験の魅力を競う。
* 意味がある、より実用的なソーシャルアプリを開発する。
* ソーシャルグラフを既存の活動に組み込む。
* 人々のソーシャルネットワークが作り出す価値を反映したビジネスモデルを企画する。
ソーシャルネットワークは5年以内にウェブの中心深くにまで組み込まれ、よりオープンになったソーシャルグラフはつながりを求め、動的に挙動を修正しながらネットワークをさまようという見方については、筆者はまったく異論がない。しかし、信頼性をめぐる複雑な計算式をウェブが現実世界よりも上手に解き明かすことができるのか、という点については、今しばらく見守る必要があるだろう。


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