yamadacomma | Shared With: Everyone - Mar 22 2007 | Marketing, 音楽サービス, BM
Quoted: Wall Street Journalによれば、楽曲CDの売上げは前年の同じ週に比べ20%も下がっているらしい。CD売上げはこの7年ずっと下落傾向だが、回復の兆しは一向に見える気配がない。楽曲の合法販売は年率50%前後の伸びを示している。しかし一部の推計では業界全体の収入は1年前に比べ25%も下がっているという。
音楽レーベルは、自分たちが巨額の利益を回収できる時代が終わったことに早く気づくべきだろう。その方が結局は自分たちのためだし、レーベルのお抱えバンドやわれわれ顧客にしても全く同じことが言える。デジタルの楽曲売上げも、消えてしまった収入の埋め合わせにはならないだろう。自分らの顧客ベースを訴えても消えてしまった収入は、返ってこない。実のところ消えてしまった収入の穴を埋めるものなど、どこを見回してもないのだ。収入で言うなら業界の規模は、これからも縮小し続けるだろう。
問題は彼らの主力製品である録音楽曲の製作にかかる限界費用(マージナルコスト)がゼロなこと。あまりにも安く作れてしまうので消費者も自分で作ってしまえるぐらいだし、また、実際に作ってもいる。毎月10億曲もの楽曲がダウンロードされ、そのほとんどはP2Pネットワークからの違法ダウンロードというのが現状だ。
録音楽曲のマージン価格がゼロの自然価格に近づくと、バンドは他に収入源が必要になる。ライブのコンサートはどんどん人気が上がって、これを最大の収入源にするアーチストも多くなりそうだ。録音楽曲はこうしたライブイベントの宣伝に使われていくだろう。人気のアーティストは、ものすごく贅沢な暮らしができるだろうし、それ以外のアーティストはずっと冷めずに活動を続けていけるかどうかで、音楽に対する愛情の深さが試されそうだ。
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